TOP >> スパム >> 現在のページ
脅威と化す、スパマーの更なる実態とは?
この約半年間のスパム配信傾向から、ウイルス的な手法がより多くのスパムメールを配信する為にスパマーの間で使用されていることがわかったという。最近流行ったSobigなどは、その良い例だ。これらのウィルスは、E-mailエンジンに多大な影響をもたらしたばかりか、自動的に攻撃を開始するバックドア式のトロイの木馬まで残していった。その後、スパマー達はウィルスに感染したそれらのマシーンを乗っ取り、さらなるスパムの大量配信源としてしまったのだ。
最近流行った、ウィルスについて、以下のような憶測があるという。
1.純粋に悪名を世に轟かせる為だけにばら撒かれたウィルスだったものの、騒ぎの後、スパマー(スパムの送信者)がスパム配信に利用可能だということを発見し利用した
2.スパマーは、リアルタイムで更新されるスパムフィルターブロックに引っかかることを嫌い、他人のサーバーを乗っ取って異なるIPアドレスから次々とメール送信できるようなシステムを作る為、ウィルスをばら撒いた
ここで、憶測されるようなスパマーとSobig等のウィルスを直接結ぶ証拠は無いのだが、スパムメールの数が劇的に増えたこの半年間に流行ったウィルスの性質は、以前のウィルスとは異なった性質を持っているということだけは確かだそうだ。もし、スパマーとウィルス製作者の結託が事実だとすれば、これからのウィルスは以前のようなチャレンジ目的ではなく、異なった目的、つまりスパマーからもたらされる巨額の金を目当てに、さらなるウィルスが開発される可能性もあるかもしれない。
今後、どのようなウィルスがばら撒かれるのか、そしてスパマーとウィルスは本当に繋がっているのか?今後の動向に注目したい。
Posted by 芦田 真美 at 2003年10月23日 10:34