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RSSはオンラインメッセージングの主流となるか?

きょうは日本のサイトからのニュースご紹介。

最新動向をふたつ

まずはコレ。

日本語圏ではまだ深刻ではないですが、英語圏でのスパムの被害は相当深刻です。逆に言えば、その問題の解決というビジネスチャンスが存在するということでもあります。もちろん最大シェアのメールアプリケーションベンダーとしての社会的責任もあるのでしょう。記事では「2年以内にもこの問題に終止符を打つと公約」したと書かれています。

ひとまず上記のニュースを心にとどめて、次のニュースをみてみましょう。

「RSS」とは、ニュース配信のフォーマットで、一般的には、WEBサイト上にサイトの概要や更新情報などについて記述したXMLデータを配置しておき、そのサイトに関心があるユーザーはそのXMLデータを定期的にチェックする、というような形で使われています。

RSSが読めるツールを使えば、ツールが自動的にXMLの更新をチェックしてお知らせしてくれますので、使用感としてはメールに近い感じで使うことができます。ただ、このフォーマットの優れたポイントのひとつは、「個人情報の授受なしに定期的なメッセージ伝達が可能」なため、エンドユーザー側がスパムの心配なく使えるというものです。メールとはこの点が大きく違います。

上記は米Yahooが「My Yahoo!」サービスのなかにRSSリーダーを組み込んだというニュースなのですが、RSSというフォーマットが超大手のサービスプロバイダーに採用されたことは、その新しいフォーマットが普及するひとつの兆候なのではないか、という意味でとりあげました。

なにを読み取るか?

メールアプリケーションのシェアは、なんだかんだいっても70%程度はMicrosoftの「Outlook Express」が、さらに10%程度はこれもMicrosoftの「Hotmail」が占めています。

ということは、Yahoo! がしたように、MicrosoftがRSSを自社のメールアプリケーションの中に組み込むとしたら、メール使用者の80%を越える数の人々がRSSを使い始めることになります。アプリケーションのユーザーインターフェイスが洗練されたものであれば、一気にRSSが普及することも考えられます。

オンラインメッセージングの新しい潮流としてRSSにも注目していきたいと思います。



Posted by 田中 隆行 at 2004年01月28日 21:18 | この記事へのトラックバック(65)
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上の記事のキーワード『 RSS 』に関連するコンテンツ

今回は、RSS関連のビジネスについて見取り図を描いてみたいと思います。RSSにおいても、メッセージを発信する「発信者」と、それを受信する「受信者」が存在します。私たちは、RSSにおいてはその二者の間に次のような構造ができてくるのではないかと予想しています。

私たちルートコミュニケーションズは、RSSによるメッセージ配信を簡単に実現するツール「MART」を公開しました。なぜ「RSS公開ツール」なのでしょうか? そのツールの特徴は?

以前、RSSというフォーマットが、電子メールというチャネルと競合していく可能性について記事を書きましたが、ここ数ヶ月でその可能性はさらに高まってきているようです。 「RSSはメールを代替できるのか」という点についてネット上の論考も質/量ともに増大してきました。ここであらためて、私たちの考えをまとめておきたいと思います。



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