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他社のE-mailマーケティングへの取り組みは?
~e-Dialog社の「2002 E-Mail Marketing Benchmarking Study」を読む。
先般、e-Dialog社が同社のサイト上にて「2002 E-Mail Marketing Benchmarking Study」というレポートを公開しました。 このレポートは、幅広い業界のマーケティング担当者300人に対して、E-mailマーケティングへの取り組みとその効果についてヒアリングを行い、その結果をまとめたものです。
他社のマーケティング担当者がメールマーケティングをどのように実行し、どの程度効果をあげているかを知る機会はめったにありませんから、詳細にレポートされたこの資料は非常に貴重なモノであるといえるでしょう。
内容の詳細に関しては、実際にこのレポートをサイトからダウンロードして読んでいただくとして、ここでは、いくつか興味深かったポイントを紹介します。
半数の企業がEメールを中心的なマーケティングツールとして利用
まず、全体を通して最も顕著に表れていたのは、既にEメールが企業の中でマーケティングツールとして確立されたポジションを得ているという点です。
「貴方の属する組織は、Eメールをマーケティングツールとしてどのように位置付けていますか?」という質問に対して、調査対象者の48%が、「中心的なマーケティングツールとして使っている」と回答しています。(残りの対象者のうち44%が「中心的なマーケティングツールとして使えるか検討中である」と答えています)
また、「マーケティングツールを効果のあった順にランキングしてください」という別な質問に対して、対象者の32%がEメールを最も効果的なマーケティングツールにあげています。加えて、Eメールを上位3位以内にあげている対象者は全体の82%にのぼりました。
予算に関する質問でも同様の傾向が見られます。
55%の対象者が「2002年度のマーケティング予算のEメールに対する予算配分を前年度比で増加させている」と回答しています。その一方で、減らしているのは5%に過ぎません。マーケティング予算の内訳で、2002年度予算配分が増えたのはEメールだけでした。
多くの企業がメールの効果測定にも積極的な取り組み
あと、個人的に興味深かった点を簡単に列挙すると、
(1)「Eメールマーケティングにおいて何を測定していますか」という質問に、50%近くのマーケティング担当者が、「開封率」「クリック率」「アクション率もしくはROI」を測定し、マーケティングに役立てていると回答している点。
→各指標の測定をしている企業はもっと少ないと思っていました。WEBサイトのログ分析同様、メールの効果測定は企業にとって一般的な取り組みになっているようです。
(2)「キャンペーンの平均的なクリックスルーとコンバージョンレートを教えてください」という質問に対して、クリックスルーで10-20%、コンバージョンレートで1-5%という層が最も多くなっている点。
→Eメールマーケティングのコストが他のツールに比べて割安なことを考えると、ROI的には大変優れたツールであるということが改めて証明されています。
あと、これ以外にも
・パーソナライゼーションの効果があったかどうか
・Eメールマーケティング成功の要因は?
・Eメールマーケティングを実施する上で難しいことは?
・景気の低迷がEメールマーケティングの活用にどのような影響を与えたか?
などの設問があり、どれも非常に面白い結果となっています。
とにかくメールマーケティングの「今」がわかる貴重なレポートなので、ぜひ一読をオススメします。
Posted by 塚田 耕司 at 2002年05月14日 17:53
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