クレジットカードを使い込み借金して弁護士に相談しました

カンタンな自己紹介・プロフィール

福岡県在住の45歳女性、自由業、夫婦と子ども2人の核家族です。現在は住宅ローン以外は無借金で、クレジットカードは翌月一括払いのみ。銀行のカードローン含め、借金は一切しないと決めています。

多額の借金を抱えることになった理由

 20代の頃、デザイナーズブランドにはまり、クレジットカードを作りまくって洋服を買い漁りました。カード払いだとお金を使っている意識がなく、好きなブランドというだけで片っ端から買いました。

 当然ながら、40万円程度の限度額はすぐ使い果たし、限度額がいっぱいになるとまたカードを作り、の繰り返し。最終的には12枚ものクレジットカードを持っていました。

誰に相談しましたか?

 結局、解決につながる相談をしたのは、信販会社の債権回収担当の方と、弁護士でした。

 支払いが滞り始めた当初は、カードでキャッシングして支払いに充てるという自転車操業でしたが、それも限度一杯まで使い切った後は、いわゆる「焦げ付き」状態となりました。再三督促状が来ても払えないでいたら、債権回収係の人が家にやって来るようになり、そのうちの1人の方に相談したのをきっかけに、前向きに解決しようという気持ちになり、自分から信販会社に連絡を取って解決方法について相談するようになりました。

当時の思い出いろいろ

 債権回収係の人が家にやって来ると、怖くて隠れていました。ある夏の日、チャイムが鳴っても居留守を決め込んでいたら、網戸にしていた窓の側から「このままではあなたが苦しいだけだよ。今すぐ払えないのはわかっているから、どうしたら返して行けるか一緒に考えよう」と呼びかけられました。やみくもに「取り立ては怖い」と思って逃げ隠れしていたのが、落ち着いた声で「一緒に考えよう」と言われ、ああ助かるかも知れない、という気持ちになりました。

手続きにかかった時間と費用

 信販会社からの提案は、再融資の形をとって残債を分割払いするというものでした。これについては、信販会社の事務所に出向く交通費だけでした。

 ただ、実質は1社につき1?2時間の面談だったのでしょうが、すごく長い時間が掛かったように感じました。こうして再融資の手続きをしたのが5社くらいありました。12枚もカードを作った中には、母体は同じ信販会社のものもあり、まとめてくれた会社もあったように思います。

 再融資の際には、今度こそ月々払える額にと、回数多く分割しました。一番多く分割したのが75回ほどだったと思います。したがって、全部払い終わるまでに6年以上掛かったことになります。

 すべて完済して数年経ってから、ある信販会社から「まだ残債があるので払え」と請求が来たことがあり、払い終わったのに不当な請求だということで、弁護士協会の相談窓口に行きました。当番の弁護士さんが「時効援用」の方法を教えてくださり、内容証明郵便を信販会社へ送りました。弁護士の相談料は5千円で、1回きりで済みました。内容証明郵便代は2000円以内だったと思います。以後、不当な請求は来なくなりました。 

良かったと思うこと

 なにより、自分で作った500万円もの借金を、自力で返したということが、その後の人生を前向きに歩く意欲につながりました。また、どんなに行き詰まったように思えても、切り開く方法は必ずあると確信することもできました。

困ったこと

 完済後数年間はカードが作れないし、ローンも組めません。洋服を買うのには懲りたので、現金で買える服しか買わなくなりましたが、車や電化製品のローンが組めないのは困りました。

 家電店などで気軽にフリーローンを勧められ、書類に記入したことも何度かありましたが、待たされたあげくに「審査が通らない」と言われるのは恥ずかしかったです。

審査が通らない理由についてはこちらのキャッシング即日融資に向けた31名からのアドバイスの中でも語られていますね。

いま借金に悩んでいる方へのアドバイス

 私の経験から言えるのは、借金の返済にはウルトラCや裏技的なものはなく、自分の作った借金と真摯に向き合って、プロの助言を得ながらやり直しの道を見いだすことかなと思います。

 所詮素人の自分より、信販会社の管理部の方や、もちろん弁護士の方は、たくさんのケースを経て、適切な返済法について多くのひきだしを持っておいでです。自己破産が流行のようになった時期もありましたが、自尊心を失わないためにも、正面から真摯に取り組んでみることもより良い方法と言えるのではないかと思います。